EVOLVEと、trippen
始まりStart
トリッペンは1991年にドイツ ベルリンで、創業者であり現在も代表を務める
ミヒャエル・エーラーさんを中心に靴づくりが始まりました。
- 共同創業者のアンジェラ・シュピーツさんは、現在は第一線を退かれていますが、創業当初から関わるパートナーでもあるクラウディアさん、そして次の世代も加わり、ブランドの思想は今も受け継がれています。

思想Thought
トリッペンを語るうえで外すことができないのが
エーラーさんが建築寄りのデザイナーであったことです。
時に奇抜に見えるデザインも、どのように体重を支え、
どこに力がかかり、どこが消耗しやすいかまで考えられています。
- 靴を「身体の道具」として考える職人と
構造からものを見るデザイナーが送り出す二人だからこそ作り出される製品ではないかと思います。 - 現在、多くのブランドが「誰に向けて」「どう広げるか」
「どう流行らせるか」といったマーケティングを重視した
ものつくりが多い中、トリッペンは「何が正しいのか」
「どうゆう構造であるべきか」「変わらずに作り続けられるのか」
という問いを起点に靴づくりがされています。

拘りCommitment
実際にトリッペンには廃盤という概念がなく、
一度でも世に出たモデルはオーダーすることができます。
- そして、環境に対する考え方も、サスティナブルという言葉が広まる以前から創業当時より考えられており、生産工程では一切の接着剤を使わず全てのパーツが分解可能な構造となっています。
- これは言い換えれば、修理を重ねながら、いつまでも履き続けられる靴だということです。
- トリッペンが行うリペアには項目が多く、ステッチの入れ直しや靴磨きといった他にない項目が用意さています。
またシリーズによってはデザインの異なるソール交換などにも対応しており、大きな破損がない限り、「できないリペアはない」と言ってもいいのではないかと思います。

エピソードEpisode
以前、店舗に二度目のソール交換の依頼で来られたお客様のトリッペンは
ブラウンのレザーで、風合いのある色合いにエイジングされており
10年経過した靴とは思えないほどしっかりしていたのを覚えています。
- デザインで選ばれることの多いトリッペンですが
それも大きな理由の一つでありながら、
理由のあるデザインを貫き、
一度、履きやすさを知った人の心を掴む靴は
これからも愛され続けるブランドでいるのだと思います。